2016/10/23

2016.10.15-16 東北の沢 大行沢~樋ノ沢 苦行のあとに"天国のナメ"

好評(誰に?)につき、東北”沢”シリーズ 
            第3弾 大行沢(オオナメサワ)~樋ノ沢(トヨノサワ)です。
 途中 侮れない”ゴルジュ帯”や”永遠につづくと思われる巨岩帯”
 艱難辛苦を乗り越えて、たどり着いた ナメ沢は 評判通りの”天国のナメ”でした
 


入渓地点は、秋保温泉奥にある二口キャンプ場駐車場わき
階段を タンタンタンとおりて、入渓。 
入渓前に情報くれた 地元山岳会のオジサン

入渓地点の真上には ”オオナメ沢橋”が架かっていて
その下をくぐってすすみます。
始めから ナメ! 期待が高まります。

あっ、奥に ゴルジュが見えてきました。
水量は多くないし、なんか 行けそうな気がする~♪
って・・思っていたら




水は冷たいし、ゴルジュは深いし、
                    朝イチからフリクション利かせて進むのは難しい
                   リーダー決断で ゴルジュは敗退、迂回決定!


南面白山登山道(裏ルート)を20分ほど進んだ地点から
再入渓。まずは”怪獣の口”の奥に滝(左岸を巻く)

すぐに巨岩帯がはじまった。
巨岩帯というより、大石帯。丸く苔むしたチョーでかい石だらけ
ボルダリングと河原歩きが延々と続いた・泣き言ばっか


大石帯には時々 こんなキラキラがあって
癒してくれる。

2段10Mの滝
一段目は左の水流沿いトラバース気味に
岩が滑るのでロープを出した。
二段目は右の水流沿いが階段状、がホールドはぬるぬる

二段目を行くリーダーイノッチ

おっと、 ナメの予感
ここまで大石帯 2時間・・疲れた、飽きた(ー_ー)!!



  ナメが始まるよ
                             ↓ 左から合流する バケモノ沢の前でバケモノ顔








ナメは続くよどこまでも

今日は樋ノ沢避難小屋泊
夜はたき火をするのだ! 薪にしたらメラメラ燃えそう。
運べるかなあ・・この流木


 ナメなのに 時々こんな深い釜がある・・不思議

  
樋ノ沢避難小屋直下は 二俣
左から ハダカノゾキ沢 (@_@)

右が大行沢、この滝の上で 樋ノ沢と名前をかえる



着火成功! たき火で焼き芋
ふうふう、 おいしい。ホカホカ
‘4大’ 女子の好きなもの ”沢、イモ、タコ、ナンキン”

2日目 出発
樋ノ沢の名のとおり 始めは樋状

でも すぐにナメ・・ずっとナメ



秋の木の実1

中はこんな。食べられないよね・・・

↓秋の顔


秋の木の実 2

水はキララ
東北の沢は、水がきれい、臭くない
  

       

5分の藪漕ぎで大東岳から南面白山への縦走路にでた。
頂上付近は黄葉がはじまっている
南面白山山頂 後ろは大東岳
南面白山までは、天童市側からの登山道もあります。
後ろは小東岳
秋の気配が漂う

大行沢では魚影をたくさん見かけた
岩魚
樋ノ沢避難小屋付近の釣り人、2時間の釣果
二口キャンプ場駐車場に戻ってきた。
秋保温泉で体を温めてかえりましょう。

               *おまけ・・・
リーダーは、ダニに取りつかれました。
運よく感染症はまぬがれましたが、
笹薮がモサモサしている山は下山後のチェックが欠かせません。


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