2017/11/14

2017年11月11日~12日 両毛国境藪漕ぎ縦走改め、日光白根山で雪山初め



藪漕ぎに興味がある女子3人で、
両毛国境を踏破を目指し、日光白根山へやってきました。
しかし、待ち受けていたのは・・・??



「両毛国境」 それはどこ?という方
この写真の右から左の美しいスカイライン
日光白根山から皇海山をつなぐ笹藪漕ぎルートです。

湯元温泉のビジターセンターにあった山の模型


初日は、ここ「錫の水場」まで歩く計画

北千住駅に集合し、東武特急「リバティけごん1号」へ乗り込む
途中駅で電車の切り離しを見学したり、楽しみました。
前の電車は会津方面へ
 東武日光駅に無事到着!
電車でアプローチする山行に慣れないのでここまで来るのに緊張しました。
「日本一の水、飲んでおく?」
「これから山の上で本当の日本一の水をいっぱい飲めるからいいね~♪」


東武日光駅からさらにバスに揺られ湯元温泉スキー場へ

湯元温泉スキー場内を歩きます。
山の上はガスがかかっている


好天を祈り入山

木の根や石ころが多い道は
ぐいぐいと高度を上げていきます。

おや、雪が出てきた!

向こう側は晴れているのにな~

この山域で見かけるマーク
両毛国境の印?

新雪を踏むようになり、天狗平あたりまでは
『今年の初雪山だ♪』と誰もが心の中で思っていた。

しっかり雪山になってきたけれど?
樹林帯の中でも強い風が吹きつける
森が唸る


森林限界を越えたところで、突風に押し付けられ体は傾く状態。
ものすごい風圧で顔が痛い 持ち合わせのもので顔を保護し
吹き飛ばされないよう三点支持を守る!

ここで引き返すことも検討しましたが、すぐ近くに前白根山の三角点を発見
この状況ではひとまず避難小屋へ急ぐことにしました。


突風でカメラを取り出すのもままならない中、
N先輩は確実にピークを捉えていました!
先行者のふみ跡も風にかき消され
あたり一面白銀の世界へと変貌
 
樹林帯の中に入れば風をしのげる
しかし、空も森も唸り続ける!!

プチラッセルをして五色沼避難小屋へ
今宵はこちらでお世話になります。
 
いつの間にかお鍋料理が食べたい季節になりました。
小屋の中にテントを張っても寒気が入ってくる状況。

 
~ 2日目~


避難小屋に設置されていた利用者ノートに
来年の両毛国境縦走リベンジの誓いを記しました。
避難小屋があって本当に有難い。
大変お世話になりました。
ちなみに、この梯子の上が冬季入り口です。
振り返ると、奥白根山が姿を現す
一晩ですっかり雪を纏った白根山がとても偉大に見えた。


昨日は見えなかった五色沼の姿も確認できた。
予定では、白根隠山、錫ヶ岳を経て、皇海山へと藪漕ぎするはずのこの稜線
見ての通り、白銀の世界と化していました。

それにしても、樹氷がきれいだ!
中禅寺湖も鏡のように輝いていた。
しっかり凍てついてしまった前白根山
今回のピークはここ!
下山時も所々強風注意
凍てついたプレート


中禅寺湖と男体山
 

下山後、湯元の源泉を見学

この稜線を是非とも歩きたいと
再度心に誓い帰路へつきます。

興味を持たれた方!来年は行きますよ~!
色々反省点はありますが、雪山初めができ、
色々なことを体感的に学ぶことのできた山行となりました。
気合を入れて、冬山を楽しみたいと思います。
 

11月11日
  10:45湯元温泉スキー場→11:14登山口→13:05天狗平
   →13:45前白根山→14:10五色沼避難小屋(泊)
11月12日
  7:45五色沼避難小屋→8:25前白根山→8:45天狗平
   →9:50登山口→10:30スキー場入口


















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