2018/08/28

2018.8.25-26 甲斐駒Aフランケの赤蜘蛛の偵察

2名で標記偵察に行ってきました。台風の影響で日程が短縮されたために、二日目には下山する必要がありましたので、残念ながら3P目までの偵察に留めました。

Aフランケの岩壁

赤蜘蛛の3P目の登攀




台風の影響で甲斐駒山頂付近の天気予報が両日ともに雨または霧でしたので、全くモチベが上がらないまま、黒戸尾根を登り始めました。黒戸尾根では眠気と暑さで何度も中止しようかと言い出したかったのですが、相方が頑張っている姿を見てそのまま何となく上に向かう。その内雨が小降りになり、やや歩きやすくなりやっと元気が出て来ました。

<初日>
雨に濡れた駒ケ岳神社

五丈の先の急登

八丈はこの時点では全くの視界不良。
やっぱり今回はダメかなーと意気消沈。

しかし、八丈の岩小屋は快適でした。
多少の雨でも影響は有りません。

<二日目>
しかし二日目に起きてみると何と快晴無風。
しまったー。これならもっと早く起きるのだった―!!

早速準備してアプローチ開始
こんな具合にリスキーな大岩の間を何度も下降します。
登り返しが出来るのだろうかとやや不安になりつつ下降します。

八丈沢への合流点付近
ヤブヤブでしたが、以前偵察で来てましたので道迷いは有りません。

八丈沢から分かれてさらに下降

やがてAフランケ右フェースの大岩壁が現れる。

さらに下降したら赤蜘蛛が有るAフランケの大岩壁。

赤蜘蛛の取り付き

 1P目。
2ピン目が相当遠いので苦労して何とか離陸。


セカンドは快調に登ってきます。
これまでの練習の成果が出ていると思いました。

何と余裕のポーズ。

2P目。
クラックのフリールート。
最初はハンドジャムがバチ効きで快適そのもの。

セカンドも夏場のクラックの練習の成果が出ているみたいで楽しそうでした。

3P目。
V字ハングに続くクラック。
クラックはシンハンドになります。

3P目のスタート。

同セカンドの登り。
相当の高度感が有ります。


3P目終了点でこれ以上続けると本日中に帰宅できなくなるので、
残念ながらこれで終了としました。
完登は後日に期待したいところです。
今度は2泊3日で是非!

帰る前にAフランケの岩場を見上げる。
すごい!

八丈への登り返しも結構リスキーです。

やっと八丈に登り返しました。
対岸の地蔵岳とその奥には富士山が良く見えました。

その後黒戸尾根を下山しました。
最後はヘッデン下山でした。

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