2022/12/11

20221210 黒滝山 九十九谷

 西上州・黒滝山九十九谷を散策してきました。切り立った岩稜(谷)が幾重にも・・・。


九十九谷左岸尾根


群馬県南牧村にある黒滝山九十九谷を散策。九十九谷にはクライミングルートも開拓されており、その偵察も兼ねて九十九谷を巡ってきた。
上底瀬にある黒滝山登山口駐車場(トイレ無し)を利用。道路を北西に進み黒滝山登山口から黒滝峠へと向かう。峠から馬の背岩稜を進むが、クサリの手すりやハシゴなどが整備された登山道だ。

馬の背

途中、見晴らし台へ寄り道。ここからは360°の展望が広がる。鹿岳や四ツ又山もその姿がくっきり見える。

見晴らし台からの鹿岳と四ツ又山

鷹ノ巣山・九十九谷分岐から観音岩へ。岩の周囲には多数の石仏が祭られている。ここからも360°の展望が広がる。

観音岩

観音岩周囲の石仏

鷹ノ巣山・九十九谷分岐へ戻り、九十九谷左岸尾根を下っていく。途中ナイフリッジなどもあるがフリクションが効くし、足場も切ってある。右に九十九谷を見下ろす事が出来、絶景だ!

九十九谷左岸尾根を下る

左岸尾根から見下ろした谷

途中、鷹ノ巣山に寄った。南側に展望が開けている。

鷹ノ巣山

更に登山道を下降し九十九谷との出会へ。ここから谷に入る。谷には水流が無くゴーロだ。しばらくすると二股になり、まずは右俣へ。右俣に入ると右岸側に岩壁が出てきて、開拓されたクライミングルートがあった。

九十九谷へ

右俣の途中にボルトが打たれたルートがある

更に上流へ進むと、右岸から沢が入る。その奥にドーム滝がある。どうやったらこのような形になるのか・・・自然のなせる業としか言いようがない。

右股の右岸から入る枝沢奥にあるドーム滝

更に上流へ進むと奥壁が見えてくる。九十九谷本流スラブはクライミングの記録でよく見かけるスラブだ。

右俣上流の奥壁

九十九谷本流スラブ

二俣へ戻り、左俣を進む。どんどん進んでいくと奥に関門の滝が現れる。こちらもドーム滝と同様不思議な形だ。

左俣奥にある関門の滝

沢を下って登山道との出合に戻る。右岸尾根の脇をと通るように登山道を下れば、すぐに九十九谷登山口に着く。駐車場はすぐそこだ。


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