小同心クラックは完登しましたが、大同心雲稜ルートは残念ながら時間の関係で3P目終了点で下降しました。
大同心の基部から見た小同心
大同心の西面と雲稜ルート
<29日>赤岳鉱泉へのアプローチ
まだ、相当凍結しています。
この日は二人とも寝不足で夢遊状態でした。こちらの方は、堰堤広場で豪快におやすみになっています。従いまして、鉱泉到着後に予定していた大同心稜の偵察は中止し、早々と寝てしまいました。
<30日>小同心クラックの登攀
小同心の基部のトラバース
小同心クラックの取り付きでの登攀の準備
天気は抜群!
1P目の登攀
3P目の登攀。
3P目後半で小同心の肩に飛び出します。
小同心の頭にて。
阿弥陀が綺麗でした。
4P目を登り、横岳山頂に抜ける。
直下には、通過してきた小同心の肩と頭が見えます。
横岳山頂です。
360°見晴らし抜群でした。
帰りは大同心ルンゼを下りました。
このようにリスキーなルンゼを下る必要がありますが、短時間で鉱泉に帰れます。
<31日>大同心雲稜ルートの登攀
壁そのものには雪は有りませんが、アイゼン+アックス+アブミで登りました。
1P目下部はピンが少なくてしびれました。
ユキミさんの1P目の登攀開始。
1P目上部のハング帯の登攀。
露出感がすごいです。
2P目の登攀。
ハングは有りませんが、ホールドが相当悪いのでしびれます。
手袋をはめたうえで、アイゼンの先端の2本の爪で立ち続けます。
ユキミさんもしびれたみたいです。
3P目の登攀。
3P目もホールドは相当悪い。
3P目の終了点から大同心のドーム方面を見る。
ドームはすぐそこでした。
無事大同心の基部に到着し、記念撮影。
次はもっと朝早く取り付き、もっと粘って完登するぞう!
<ナカ>
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