4月末に教育山行で沢登りのロープワークを学んだので、実際に沢にいってみよう!ということで昨年入会のわたくしSとSさんで講師のS代表(全員S...)に監修していただきながら遡行してきました。講習で学んだことを実際にやるなら奥多摩の秋川・軍刀利沢がいいのでは?というS代表の助言で、どちらも初見の沢となりました。S代表はすでに3回目ですが、ありがたく見守ってくださいました。
軍刀利沢(ぐんだりさわ)のグンダリはサンスクリット語。クンダリニヨガのクンダリと同じですね。
落合橋から入渓点へ向かいます(監修視点)
沢登りの最初の核心はアプローチから入渓点を見つけること。地形図を見ながら、顕著な目印(橋など)が現れるたびに確認の声をかけてくれるSさん。お互いに「これであってるよね」と声を掛け合いながら相互確認。
無事入渓点にたどり着き、安堵の笑顔。高度計を合わせます。沢の装備を身につけていざ入渓。
へつったり突っ張ったりしながら進んでいきます。
早速必要のないところでもロープを出し練習します。
どうルート取りをするかによって作る支点が違うわけですが、まずはそれを考えることから。
結果、ロープを使うために困難な登攀ルートをとることとなり(笑)初めの小滝で滑りまくり、落ちまくりで、フルパワー&濡れました…ビレイしていただいた意味もあったかと…
フィクスロープを張る練習。高巻きながらフィックスロープを張っていきます。
ミジンコメンタルなわたしはここで一気にメンタル低下、寒くて体力も削られ、頭の中は帰りに寄る温泉のことしか考えられない♨︎…
難しいところはS代表が肩がらみのお助けを出してくださいました。
ロープを投げる
私は左から高巻こうとしたら結構難しくてここでも結局S代表が上部からロープを出してくださり、Sさんと私「二人で来なくてよかったね…」進退極まる前にしっかりルートを読むことが大事です。
ビレイポイントを見つけられるかテストする予定だった滝。ふたりとも残念ながらリードトライはできず…
大きなポイントは終了し、読図しながら詰めていきます。「藪漕ぎがなく快適に詰められる」と記録に書いてありましたが、藪がないというだけで普通にツメでした。ふうふう。
良い場所に出ました!沢装備をある程度しまって下山の支度をします。熊倉沢との中間尾根を読図しながら降りていきます。
Sさんは地形図に下降尾根を入れないのだそう。さすがバリエーション好き… わたしは気をつけるべき標高点をあらかじめ書き込んでおかないとその場で判読するのは難しいです。GPSは答え合わせに2回確認しただけで、あとはSさんの見事なナビで無事落合橋に帰ってきました。地形図を読みながら下山していくSさんの表情は楽しそうで輝いていました✨
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