一月の会の月例山行として、甲斐駒ヶ岳を黒戸尾根からテント泊にて。
柴笛2年目のSです。
登山は6年目くらいになるが、まだ甲斐駒ヶ岳に登っておらず。夏に尾白川渓谷の鞍掛沢→乗越沢の遡行をした際に鞍掛山からみた甲斐駒ヶ岳のどっしりとかまえる姿が忘れられず、秋ごろに、”甲斐駒登りたいんですよね~”と先輩Kさんに話すと、”甲斐駒ヶ岳は柴笛は2月と決まっている”とのこと。とはいえ私はまだまだ未熟なので、ドカ雪が降る前にということで、1月末に決行。私と同じく柴笛2年目で、トレランナーのMさんも加えて3人で黒戸尾根からテント泊にて甲斐駒ヶ岳に登った。
初めての黒戸尾根、長い長いとは聞いていたが、確かに長かった。3合目あたりまでは緩やかで高度も距離も稼げるので、こんなものか、と思っていたが、それ以降のはしごがでてくるあたりからどうにも進まなくなる。困難さによって何合目の間隔を決定しているとのことだが、うまくできている。冬のテント泊装備をかついでの黒戸尾根には心配があったが、前週に初めてのハーフマラソンに出場しており、その甲斐あって案外楽に登ることができたのでよかった。やはりランニングは重要だ。
途中、先輩Kさんの神奈川労山つながりのご友人パーティと出会った。よくよく話をきいてみると、彼らも私と同じく前々日の23日に岩根山荘でアイスクライミングをしていたとのこと。アイスではヘルメットにサングラスもしているので、甲斐駒で会ったときはわからなかった。なんとも、偶然とはあるものだ。山での出会いも大切にしたい。
夜ごはんはプチっとキムチ鍋。湯を沸かそうとメインのバーナーをガス缶に接続しようとしたら接続が合わず、ガスが漏れ出るので、予備の小型バーナーで対応。予備の重要性を認識した。
翌朝、6時に出発して、8合目で日の出を迎えた。快晴で、風は強くなく、雪も少なく、ずいぶん初心者に優しい甲斐駒ヶ岳で、無事登頂。とにかく楽しさしかない登山だった。
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黒戸山を巻きおえたあたりから、ここからも長かった
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朝、風の音こそすれどさほど強くない |
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日の出 |
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オレンジコンビ@8合目 |
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しっかりとステップが切らていて登りやすい、MさんとKさん |
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駒ヶ嶽神社本社、八ヶ岳バックのKさん |
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富士山、鳳凰三山、北岳 |
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山頂から、仙丈ヶ岳 |
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冬山のレーションの正解をKさんから教わったので、後日、たくさん買った |
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