ようやく晴天に恵まれた三連休。
癒し系の沢と聞いた女4人、2泊3日の沢旅へ。
癒し系の沢と聞いた女4人、2泊3日の沢旅へ。
虎毛山登山口に1台車をデポし、湯ノ又林道入口へ。
全面通行止めとロープが張ってあるので、先まで行きたいところだが、ロープを外してすぐその先の駐車スペースに停める。すでに2台停めてあった。
これでは、車は奥まで入れない。
ガニ沢とあるところから、林道をはずれて登山道へ。
現在地を確認して赤湯又沢左俣へ。
記録では、下降点に赤テープがあるとのことだったが、特にみつからなかった。
記録では、下降点に赤テープがあるとのことだったが、特にみつからなかった。
温泉効果で暖かく、10月の沢とは思えないほど快適。
その後、暗い中、温泉を堪能。疲れがとれる~
1か所、滝を降りるところがあったが、あとはひたすら歩く。
ゴルジュ状になっているので、赤湯又沢の右岸から小さく巻くようにして虎毛沢へ。
虎毛沢は、こんなきれいな癒し系の沢と思っていた私たち。
しかし、ラバーソールはぬめりが強くなり、よく滑る。
10月の水はそれなりに冷たく、どぼんしたくない。
そんな中、ちょっと渋いへつりを求められ、ゴルジュ帯にはいって大苦戦。
思い切って、先頭で突っ込んだNが、見事にするする滑ってドボン。
こうなると、みんな腹をくくるしかない。
高さはあるし、足元はぬめるので、ロープを出す。
難所を抜けて、虎毛沢特有の岩盤模様がでてきた。
2日目は670m付近でビバーク。
見るからにビバーク適所、というところが見つからなかったが、もさもさのシダ類を引っこ抜いて敷き並べたら、ふかふかのビバークポイントができあがった。夜は、昨日とはうって変わって、かなりの寒さ。10月の沢である。
3日目。710mあたりの分岐から支沢にはいるルートがあるらしい、とのことだったが、ビバーク地点から30分ほどで到着してしまったので、そのまま遡行することに。
※のちに、このエスケープルートを遡行したパーティーに話を聞いたところ、上部や稜線の藪がひどく、かなり苦戦したとのこと。所要時間も、虎毛沢を遡行した我々とあまり変わらなかった。人があまり入らない沢は、2,3年前の記録も状況が変わっている可能性が高いと思ったほうがよさそうだ。
735mの分岐から左岸の支沢に入る。
支沢に入ると、緑が濃くなり、また渓相が変わってきた。
支沢に入ってからも、次から次へと滝が現れる。
時には、壁のように立ちふさがる滝も、、、
毎回、ルートを探しながら、ロープを出したり、お助け紐を出したりしながら超えていく。
(虎毛沢でロープが必要になるとは予想外だった、、、癒しを求めてきた私たち)
紅葉で色づいて、すっかり秋の様相だった。
ほとんどガスで白かったが、時折、青空。
どうりで、ひどい藪だったわけである。
その後、虎毛山駐車場に到着するころには、すっかり日が暮れた。
温泉は鳴子温泉のホテルニューあらお。
夜21時まで日帰り温泉をやってくれていて助かった!
夜21時まで日帰り温泉をやってくれていて助かった!
家に着いたのは翌朝5時。まるっと24時間行動、、、長旅でした。
1日目:8:45 湯の沢林道入口 - 9:30 ガニ沢 - 11:30 稜線 - 12:50 赤湯又沢下降点 - 15:00 二俣 - 15:50 ビバーク地点
2日目 : 7:45 ビバーク地点 - 10:45 虎毛沢出合い - 16:00 670mビバーク地点
3日目:8:00 ビバーク地点 - 9:10 735m分岐(支沢へ)- 13:30 登山道 - 14:20 虎毛山山頂 - 18:00 虎毛山駐車場
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