☆柴笛GW集中山行 in 剱・立山エリア☆
いのっち&ユウで源次郎尾根に挑戦してきました!
明るくなり始めた剱沢を下ります。
取りつきでギアを装着し、ルンゼから登っていきます。
急登です。息があがります。
ふくらはぎ、パンパンです。
でも、振り返ると、後立山連峰が見え始めて、テンションも上がります!!
ルンゼから尾根にあがり、Ⅰ峰に向かいます。
ダブルアックスで慎重に。
ここも急登ですわ。
後続パーティーがロープを出していたところを、
フリーで登って、先行させてもらいました。
Ⅰ峰にて。360°の展望。
背後には後立山連峰がでーん!
目の前には向かう剱がでーん!!
このⅠ峰からの下りがしょっぱい。
思わず、ええ~ここを降りるの!?と絶句、、、
こんな下りです!降りているのは後続パーティー。
後ろ向きで、一歩一歩、足元を確認しながら、
しっかり、アックスを効かせながら。
さらにナイフリッジは続く。
バランスが大事、、、へっぴり腰です。
急に岩場が出てくると、アイゼンで乗るのにドキドキしちゃいます。
さらにその先のリッジは、あまりにも切れてて、
ロープを出しました。
60m でもリッジの最後まで届かず、
微妙なスノーバーでのランニングとビレイで確保。
Ⅱ峰からの懸垂下降 25mくらい。
うっすらと見えるトレースに向かって。
あとはひたすら、山頂に向かって登っていきます。
とはいえ、雪がだいぶゆるくなって、しっかり踏み込まないと滑ります。
慎重に。
あともう少し!
剱岳 登頂!!
頑張ったよー!!
山頂には、祠が頭だけ出ていました。
見えるは北方稜線と富山湾。
下りにカニの横ばいを通過。
アイゼンで下るのは、なかなか緊張します。
平蔵谷との分岐。それほど急な感じはしない。
ここから下れば早いけれど、3日前に雪崩事故があったばかり。
すでに午後なので、時間がかかるのを覚悟で別山尾根で下ることに。
しかし、この前剱からの下りが只者ではない!
延々と続く下りを、バックステップとダブルアックスでひたすら下る。
ようやく、剱沢のテント場が見えてきた!
テント場では、次の日に源次郎に挑戦する御三方が
笑顔で迎えてくれました♪
次の日の穏やかな剱。
4:30 剱沢テント場 - 5:20 取り付き – 6:45 ルンゼ上部 - 8:05 Ⅰ峰
- 10:25 Ⅱ峰 - 12:30 剱岳山頂 - 13:30 平蔵谷のコル - 17:20 剱沢テント場
次の日に登ったのですが、好天のためトレースが溶けて消えていました。雪は腐っており、想定以上に慎重な登攀となりました。良い天気は日頃の行いの賜物です。
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