2018/07/03

2018.6.30-7.1北岳バットレスの第4尾根の偵察と試登

6月30日~7月1日にかけて、2名でバットレスの4尾根の偵察と試登に行ってきました。
梅雨の時期にしては、二日共にまずまずの天気でした。

大樺沢の途中から見た北岳とバットレスの岩場

マッチ箱ピークを抜けて、同基部から枯れ木テラスを目指す。



<初日>
大樺沢の登り
水量が多くて渡渉が大変でした。

そろそろ大樺沢と小屋への分岐
雪の量は平年並みとのこと。

4尾根のピラミッドピークと下部岩壁のb、c、dガリーとルートどり。
結構複雑です。


バットレス沢の最上部を経由してbガリーを目指す。

bガリーの登攀

cガリー上部を横断し、横断バンドにあるビバーク地を目指す。

ビバーク地を確認後、第4尾根取り付きの確認のための試登に行きました。
実は、ビバーク地が有る横断バンドから4尾根取り付きまでが結構大変でした。
試登なしでは、重荷を背負っての登攀でやる気をなくすかもしれなかったです。

その後、ビバーク地に戻り適当に夕食を頂きました。
大変楽しい夕食でした。
夜間はツエルトでもそんなに寒くなくてよかったです。

<二日目>
登攀の日。
快晴無風でした。

そそくさと朝食を食べて出発。

第4尾根取り付きから山頂を目指してスタート!

その後アッというまにピラミッドピーク奥のマッチ箱ピークに到着。

マッチ箱ピークから見た枯れ木テラスと城塞壁方面の岩壁

マッチ箱ピークから同基部に懸垂。



同基部から枯れ木テラスを目指す。

枯れ木テラスを経由し城塞壁の基部を目指す。



枯れ木テラスから城塞壁へのトラバース

最終ピッチの城塞壁の登攀。
チムニー状で一部カブっていますが、ピンが一杯あります。
しかし、重荷を背負っての登攀は結構きつかったです。

ユキミさん、最終ピッチの城塞壁のトップアウトまじか。


両名とも城塞壁を無事に通過し、お花畑の中の踏み跡を辿り、山頂を目指す。
心の中は、喜びでいっぱい。

山頂に到着!

下山途中の肩の小屋の近くには、希少種のキタダケソウが有りました。
小屋の方が、わざわざ案内してくれました。
有難うございました。
これを見ることも、今回の偵察の主目的の一つでしたので良かったです。

しかしそこからが大変で、広河原までの4時間の下りで、ロートルは足が馬鹿になったため、最終バスにギリギリになってしましました。(涙)

偵察全体を通しての感想ですが、この時期は雪への対応が必要なためどうしても荷物が重くなり、アプローチも登攀も結構大変でした。完全に雪が消える時期を待つのが体力的には一番良いのですが、今度は人が増えるので一長一短か。また今回は、我々のパーティー以外に、約2時間遅れでもう1パーティー(多分小屋発)が後続してましたが、最終バスに間に合ったかは微妙だったです。

以上、次回の他のメンバーを加えた本番のための偵察の登攀でしたが、充実した山行でした。わざわざ、同行してくれたユキミさんには、ただ感謝!!

<ナカ>




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