2025/08/17

20250814-15 前穂高北尾根

 若手(?)メンバー3名で前穂高北尾根へ。

柴笛3年目のSです。涸沢に泊まったことがなかったので、涸沢周りと前穂高周りの地形などの把握もかねて、前穂高北尾根に登ってきました。以下記録。

13日の夜発で、松本の河原の無料野営場にテントをはって寝て、朝から上高地に入った。
10日から13日の朝まで、謎の停滞前線による雨の影響で上高地までの道路が通行止めになっており、14日朝もその影響か人が多く、バスに乗るまで1時間以上待った。
横尾まで2時間半程度で歩き、そこからは私の未経験の領域。涸沢への道中の屏風岩の佇まいに圧倒された。

涸沢カール到着後はアタックに向けて5-6のコルまでの道を偵察。ところどころケルンが積んである。ふみ跡をたどっていけば結構あるきやすかった。

テントに戻り、飯を食って19時半に就寝。お盆にしてはテントの数はそんなに多くなかった印象。

翌朝は3時に起床、4時出発。快晴で、月が出ており、コルまでのルーファイも苦労しなかった。先行は2パーティ、一方は我々より30分ほど早く出ており、追い付くことはなかった。もう一方はコルまでの道中で抜かした。
朝焼けに染まる奥穂高岳。こんなに赤い山は初めて見た。

どんどん登っていく。

5峰登りの途中か。槍ヶ岳もよく見える。

4峰とその背後の3峰を望む。4峰は上部の岩壁を直登するラインと左からまいていくようなラインがあった。

3峰。3ピッチ程度だが、抜群のコンディションで、楽しいクライミングだった。

10時半に前穂高岳に登頂。その後、すこしガスがかかり始めたが、下山で直射日光に照らされずに済んだのでよかった。のんびり降りて、15時半に上高地に下山した。

久しぶりに穂高連峰に足を運び、前穂高東面や明神岳周りのルートもいろいろ興味が出てきた。残雪期の明神岳東稜など?
9月には奥穂高の南稜も予定している。楽しみだ。

以上。



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