ある日、同時期に入会したWさんから、S会長を誘って沢に行こうという話があがった。新人同士で沢に行くのはちょっと不安だし、S会長の監修の下、少しずつ自立していきたいとの事。私も同感、その話にのることにした。晩秋は丹沢が紅葉する時期、ヒルもいなくなるだろうと見込み、丹沢あたりを考え候補をいくつか挙げた。いろいろ2人で悩んだ結果、源次郎沢に決定した。なぜ源次郎か・・・、私がリードしたいからデス!この部分はWさんの温かなご配慮をいただいた。S会長の他に、夏にすさまじい勢いで沢に行っているIさんも参加してくれることになった。心強い。
戸沢山荘の駐車スペースから天神尾根へ向かって歩き沢に入渓するのだが・・・私は一瞬本谷の方へ行ってしまいそうになった。地形とコンパスからWさんが正しい方向を示してくれた。反省。。。源次郎沢へ入渓!
小滝をいくつか超えて、その間に沢でのダイレクトビレイの方法を教えて頂いた。
やってみた。ロープなんか必要のないところでのフォロワー役のWさん、ありがとうございます。
支点にする岩がビレイポイントより↑こんなふうに遠いと、スリングとかいろいろ使わず、ロープを使った方が断然楽!
F5
左のカンテ部分を登る。よくみるとハーケンが打ってある。
F6
2パーティーに分けて、ちょっと脆い感じがするが看板のすぐ右側を登った。流芯の左側も登れるとの事だが、すごくヌメってるようだった。
F9
Iさんリード。スタンスもホールドも意外とあまく、途中のプロテクションもない!
これはアドレナリンMax
Iさんのダイレクトビレイ。紅葉がきレイ!
フォローで登る私たち。
F10
ラスボス遂に登場。CSより右側の壁を登る。
S会長リード中
ボルト沿いに登ればガバ、スタンス豊富だが、一部バランシーなところがあった。
沢をさらに遡行し1140付近に大きな倒木があり、そこから鹿道を東へトラバースする。
鹿道と言いつつ、踏み跡しっかり。もはや鹿だけの道ではない。
草原に出る。そこからの風景は・・・
最高でーす。
よくみると真鶴半島も見える!
この草原で皆で休憩がてら、Iさんが下界から背負ってきてくれたワンタンスープを飲んだ。スープの塩加減が疲れた体にしみ渡るよう。ワンタンスープも景色も最高だった。
腹も満たされ、源次郎尾根を下山。地図GPSコンパス使ったが、ところどころ赤テープに踏み跡しっかりあった。
今回、沢を企画させてもらい、自分のつめの甘さだったり、足りない部分がみつかり、学ぶことが多かった。この積み重ねで、少しずつ自信をつけていきたい。皆さま御同行頂きありがとうございました~。
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