20230624 月例山行 阿寺の岩場 クライミング

 「月例山行」は柴笛クラブが会員同士の交流を目的に、各会員の好きな山行スタイルで山を楽しむ企画山行です。（教育山行は別途月1回登山技術の習得のために開催されます）6月の月例山行の担当になったものの、これといって取り柄のない新人の私ははてどうしたものかと。

柴笛クラブのメンバーはそれぞれ際立った特徴を持っている方がおられて、がっつりアルパイン系の方、長い長い縦走をソロハイクする人、バリエーション・人しれぬ尾根を歩く人、毎週沢に繰り出す人など、みなさん思い思いのスタイルを楽しんでおられます。（🍄の人も…）私は沢が好きですが、沢の計画を自分でたてられるほどまだ自立できておらず、かといって一般道のハイクでは誰も参加しないし（汗）バリエーションに行って迷わない自信もありません。

一向にグレードは上がらないけれど、沢登りのために地味にクライミングを練習してはいるので、マルチピッチクライミングのルートに行けるようになりたいなと考え、先輩方のご厚意とご助言で経験と技術習得のためにシングルピッチから練習しよう！ということで、東吾野の阿寺の岩場で練習することになりました。

阿寺の岩場はアルパイン志向の方たちの実践練習の場として使われており、5.6〜5.9のルートが中心です。新人の私だけではみなさん不安だろうということで、大先輩のクライマーN編集長に監修をお願いしました。参加者はYさん、Iさん、S代表、N編集長と、経験豊富なベテランの先輩方。

まずはスラブ壁でアップ。結び変えをしているところ。

「大野カンテ」を早速引き上げで登っているS代表とYさん。

ロープを投げる

懸垂下降

「大野カンテ」を登るN編集長

「湾曲うちわ舞（5.9+）」N編集長

「ルーシィ＆グーフィ（5.8）」途中でピッチを切ってリードを交代する練習をさせてもらいました。監修のN編集長が一緒に登って教えてくださいます。

S代表とYさん、いろんなシステムで登っては降り。

「飲酒登攀(5.8)」近くで一緒にお昼ご飯を食べていた地元山岳会「大宮アルパインクラブ」の方々がご親切にルートを教えてくださいました。ありがとうございました。

N編集長が信州でお土産に買ってきてくださった牛乳パンをみんなでいただきます。

「ココラデ」の牛乳パン。食べ終わると誰の口の周りにもクリームが🤤

阿寺の岩場はデッキベンチが二箇所あって、ランチもいい雰囲気。トイレも綺麗です。なにより駐車場から5分とかからないアプローチがいいですね。

「北山カンテ」5.9　岩場の左手からまわりこんでトップロープで練習しました。N編集長が支点を作るのを見学。

最後はみんなで北山カンテを爽快に登って遊びました。楽しくためになった1日でした。

ご参加くださった諸先輩方、ありがとうございました◎

【駐車場情報】https://tozanguchi-p.com/a_iwaba/

【駐車場google map】https://goo.gl/maps/nX2YbwBuucfwTncz7

【岩場利用規定】岩場は利用料100円/1人と、ゲレンデのクーラーボックスに名前を記入するノートがありますので記入しましょう。安全管理のためかと思ったのですが、管理者の方にお伺いしたところ、時々地主の方がご覧になられるとのことで、県内外からの利用者が多いことを喜んでくださるそうです。