2019/10/11

2019年10月5~7日 紅葉真っ盛り!槍ヶ岳の小槍・大槍の登攀


晩秋の槍ヶ岳!
小槍・曾孫槍・孫槍・大槍の登攀へ行ってきました!
初見同士のメンバーでしたが、何が起こるか分からない緊張感があるけれど、とても達成感のある登攀になりました。

紅葉を見に涸沢カールへ多くの人が訪れた週末。
飛騨沢も負けず劣らず、素晴らしい紅葉に出会えました!


10月5日(土) 晴れのち曇り
朝出発だったので、新穂高温泉の駐車場は満車。
鍋平に駐車しました。


滝谷出合の渡渉箇所も増水はなく問題なし
 
今回は、槍平をベースに行動します。
槍平のテントは5張程度。
小屋では小屋締めの準備のため色々な作業をされていました。



10月6日(日) 霧時々晴れ
午後にヘリポートに荷揚げのヘリが来るとのことで、テントは一旦撤去し出発。
朝5時30分出発。
 
明るくなると、森が紅葉していることに気づきはっとさせられる。

雲海の上には笠ヶ岳

紅葉した飛騨沢

槍ヶ岳山荘
横尾から涸沢へ向かう人が多かったようですが、
槍ヶ岳方面もそれなりに登山者はいました。



飛騨沢側からみた小槍と大槍
小槍をズームアップ
 
一般登山道を飛騨沢側に回り込んだあたりから
とても悪いルンゼを下って行きます。


今回は、時間短縮ということもあり、
小槍南壁右ルートを登ることにしました。
↑小槍のコルまで上がります。

小槍南壁の様子
 
1ピッチ目登攀スタート!



小槍1ピッチ目上部から
ハーケンは信用できるのか分からないのでカムを併用しました。
2ピッチ目。とんがりのピークではなく、
その向こう側に回り込んだ先が終了点でした。



次のピーク曾孫槍を小槍から見る。



小槍の上は意外と広いですが、
アルペン踊りは寒かったので踊りませんでした。
コルまで懸垂下降し戻ります。
曾孫槍を登ってきます。


次は孫槍を1ピッチで50mロープいっぱい使用しました。
孫槍もほとんどプロテクションを取れないのでカムを使用。
 
 


孫槍から小槍を見下ろす。
 
 


孫槍の終了点。補強して懸垂下降します。
 

大槍の基部まで懸垂下降。

大槍基部から2ピッチで槍ヶ岳山頂に抜けます。

大槍最終ピッチ途中から槍ヶ岳山頂を見上げる。


お疲れさまでしたー!!
風が冷たくて寒かったけれど、登高意欲を非常に掻き立てられる
とても楽しい登攀でした!

にぎやかな槍沢方面。

下山したら、紅葉が大分進んだように感じました。

10月6日 
5:30槍平出発➜8:00千丈乗越(小休止)➜8:54槍ヶ岳山荘
➜9:25小槍登攀へ出発➜10:00小槍右ルート➜11:25小槍➜12:00小槍のコル➜12:30曾孫槍➜12:40~13:30孫槍➜14:30大槍(槍ヶ岳山頂)
➜槍平



 

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