今年2023年の年末は本当に暖冬です。20度もある本日は、翌日沢登りにいくというタフな先輩Iさん&Tさんと、見守り役のS代表、わたくし新人Sとで、鷹取山でクライミングとドライトレーニングに行ってきました。
まずは左端のルート(5.5?)にS代表がトップロープを張ってくださりアップ。初めましての岩はグレード関係なく怖いですね汗 リードしてくださるS代表に感謝です。前回の反省から、擬似リードをしてからマスターリードの練習をしました。少しでもロープの流れが真っ直ぐになるように中間支点を取るのですが、その伸ばした支点で墜落したらということも考えると、適正を考えるのは結構難しいです。
右端のステミングで登るルートの支点を作ります。「3点以上」ということで左端のケブラーコードはS代表が加えてくださいました。ステミングルートをみんなで登りアップも完了。1年前の教育山行でみんなで登ったルートです。Iさんは年末にして今年初めての岩だといっていましたが、みんなが登れなかったルートをあっさりトップアウトしていました(!)
仮固定→登り返しのロープワークを復習。仮固定は懸垂下降した際にロープが絡んで、両手を使いたい時などに使います。(そもそも一番手ならバックアップ懸垂で降りること推奨ということもコメントあり)
手足が短い私は、登り返しで一回で上がれる距離が短く難儀しました。足用のスリングをもう少し短くした方が作業しやすかったのと、スリングがロープに食い込むので、プルージックコードの方が良さそうでした。
お昼を食べてからはドライトレーニングです。
前回のドライトレで新入会のポジティブSさんが「背筋など大きな筋肉を意識したら登りやすくなった」とレポートしていたので、なるほどと思ったわたくしは今回は上体を中心に寄せる筋肉を意識して、かかとが上がらないように意識し、積極的に先行投資(レスト)したらパンプせず登れるようになりました。「力を抜く」というよりも、力を使う部分を変えるということなのかな?と思いました。使うべき筋肉に力がないと体を引き上げることは難しいので、そこは筋肉痛になるしかないのですが、できるだけ脚や大臀筋などの普段から山登りで使っている筋肉に頼るようにすると、疲れにくくなりました。ポジティブSさん、ありがとう〜
Iさんは前回の桧沢岳でのトラバースのロープワークをおさらい、わたくしは前回の日和田で不合格だったフォローを引き上げるための支点構築をおさらいして、ありがたい1日を終えました。
2022年の教育山行の記録を読むと、全部過去に習っていることなんですね。どうして習っているのにできないんだ!と思うのですが、答えは「やらないから」だと思いました…
今年1年を通じて沢の中で実践で使ったこともあったり、できないなりに身についてきたこともあるように思います。今年は本当に個人教育山行でいろいろ教えていただいた一年でした。ありがとうございました。来年もいろんな沢に行きたいものです。
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