20251108 つづら岩アイゼントレ

 この時期恒例のアイゼントレに、つづら岩へ。

少し前のことにはなりますが、、、つづら岩へアイゼントレに。例年ドライトレを実施している鷹取山のいつもの場所は、なにか崩れてクローズしているとのことなので、アックス2本も持って行って、ドライトレも兼ねました。以下記録。

つづら岩は南面を中心Ⅲ級からⅤ級程度のルートが開かれている。アプローチがやや長いのが敬遠されることもあるが、ホールドはしっかりしていて登りやすい。人工登攀の練習ルートもあり、アルパインも含めたクライミングの練習場所となっている。

今回、このつづら岩で冬の登攀に向けてアイゼントレーニングを行なった。千足バス停から1時間強かけて登山道を登り岩場に到着。東面にトップロープを張りアイゼンとグローブをつけトレーニングを始める。

アイゼンの前爪をフットホールドにかけて立ちこむ感覚を掴んでいく。手掛かりもグローブをつけていると保持しにくいことに加え、足も信用できず腕に力が入り、パンプしそうになる。続いて、アックス(ピッケル)を使い岩角を捉える。アックス越しに岩の感覚が掴めるととグローブ越しに手で保持するより楽に登ることができた。

午後は南面に移りオケラルート(Ⅲ級)をリードで登った。アイゼン＋グローブで登るとグレード以上に難しく感じた。壁から降りた後、日没前に人工登攀も少しトレーニングすることができた。日の出から日没までたっぷりトレーニングをし、これからの冬山登攀に向けて準備を整えることができた。

（会員М）

面白そうなワイドなクラックがあったので挟まってみた。

オケラルートからの懸垂。スタート位置の少し高い、一番左の方（オケラルートの取り付きの方）なら、60mシングルロープでギリギリ届くことが分かった（要末端処理）。ギリギリなので、ロープが上がってしまっても大丈夫な様に一応 スリングをつけておいた。