2026/02/15

20260208石尊稜

  2月7~8日にかけて会員2名で八ヶ岳の石尊稜を登りました。強い寒気が入る中で厳しい登攀になりましたが、無事登頂することができました。

 山行前日から列島は強い寒気が覆い、天気予報の見通しは良くなかったが、8日には風は10m前後で午後にかけて晴れ間もみられるとのことだったので決行しました。
 7日土曜日、雪が降る中赤岳鉱泉に幕営。夜はかなり冷え込み、雪は翌朝まで降り続いていました。朝6時に出発。中山乗越手前の沢筋からアプローチ開始。途中までトレースがあったものの、すぐに薄くなり沢を進むにつれて新雪のため、膝上近くまでのラッセルとなりました。沢を一本、間違えていたため小尾根を一本トラバースし、三叉峰ルンゼに入りました。ルンゼの取っ付きからいよいよ石尊稜にとりつきます。
 取り付きからかなりの急斜面、さらに岩肌も脆く初手から緊張を強いられます。風も次第に強くなる中、下部岸壁ににとりつき登攀を開始。Ⅲ級程度の難易度とのことですが、アイゼンで登るのでホールドがやや細かい印象でした。ただ、正面からのルートは思った以上にボルトが打たれていたので慎重に足場、手掛かりを探りつつ中間支点を作り岸壁頂上まで登り灌木帯まで乗越してピッチを切りました。
石尊稜へのとりつき
上部岸壁1ピッチ目のビレイステーション
石尊峰へトップアウト

 ロープをいったん仕舞って再びリッジを登ります。トポで「雪稜」として紹介されていた箇所はノートレースで腰近くまでやわらかい雪が溜まっている場所もあり、雪庇を踏み抜かないように注意しながら上部岸壁取り付きまでラッセルしました。
 上部岸壁1ピッチ目は階段状の凹角ですが、残地支点は乏しくやはり注意が必要でした。風も強くなり、パートナー間のコールも届きにくくなる中、1ピッチ目を抜け、さらに緩いガリーを登り、昼過ぎに山頂にトップアウトしました。
 横岳から赤岳へ続く稜線は地蔵の頭まで先行者はなく、再びラッセルとルートファインディングに悩まされながら夕方、ヘッデンをつけ下山しました。
(会員M)
 



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