<衝立岩>
雪渓はほぼテールリッジまで繋がっていました。
しかし、中央稜基部あたりまで来た時には、大変暑く水が不足しそうな予感。
また、ダイレクトカンテ取り付きまでのトラバースルートは、まだ人がほとんど入っていないせいかルートが非常に分かりずらかったですが、アンザイレンテラス経由で何とかそれらしきところに到着。写真はアンザイレンテラスとダイレクトカンテのハング帯。
1ピッチ目スタートしましたが、ここもブッシュだらけでピンが見えにくく非常にルートが分かりずらい。トポでルートはコの字に行くことは分かっていましたが、何故か50mロープで届きそうな感じがせず、途中のビレー点で一旦切ってリードを交代。ひょっとしてさっきのビレー点はミヤマルートの取り付き?その後マンさんのリードで1ピッチ目終了点に到着。ここもブッシュだらけで大変ルートが分かり辛かったとのこと。
1ピッチ目終了点から見上げた2ピッチ目、3ピッチ目のハング帯のルート
この時点で岩壁は大変暑くなり、水が不足し熱中症寸前の状況になったため、今回はここまでの偵察にとどめることとし、残念ながら敗退することに。ところが、そこから中央稜取り付きまでの戻りは再度のブッシュ帯の懸垂+クライムダウン+トラバースの繰り返しで大変リスキーでした。
今回は大変残念な結果になりましたが、概ね下部の様子が分かったので今回の教訓を生かして次回のリベンジに期待したいところです。
また、完登後の下降時に通る衝立前沢の上部には雪渓がべったりあり、ここの処理も大変そうなので、これが消えた頃に行くのが良いかも。
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