2016/07/06

2016.07.03日本で2番目に高い山、北岳に日帰りでキタダケソウを見に行く

前日の天気予報は晴れだったのに・・・ 
 


 
1:00に芦安の無料駐車場に到着。9割が埋まっていました。3時間の仮眠。4時くらいにはみんな起き出して来ました。5:10始発の乗合タクシー(1200円)で広河原へ向かいます。バスもあります(1100円)。

小1時間かけて6時に広河原に到着。バスは満杯で揺られて気分が悪くなるそうです。乗合タクシーが絶対お勧め。
 
ゆっくりしている暇はありません。広河原に着くや否や山頂目指して出発!16時40分の最終バスに乗り遅れたら帰れなくなる。タクシー呼べばいい訳ではない。ゲートが閉まるから。
与えられた時間は10時間40分。予定ルートの標準タイムは10時間20分。標準タイムでまわったら許される休憩時間は20分。
 
スタートするとまず吊り橋ってところ多いね
 
大樺沢沿いの道を登って行きます。はじめはゆるい傾斜。
徐々に徐々に傾斜がきつくなっていく感じ
 
あれっ?怪しい雲がかかってきました。
 
1時間半登ったところで雪渓がチラリ。雨もポツポツ。
 
ミヤマハナシノブの花が迎えてくれました。
 
雪渓に沿った道を、時には雪渓の上を歩いて、登って行きます。
軽アイゼン持ってきたけど履かなかった。みんな履いていない。
でも私はちょっと怖かった。
 
2時間足らずで大樺沢二股に到着。標準タイムより少し先行。ここまでまあまあのペース。ちょうど雨が強くなったので合羽を着ます。ちなみに合羽の語源は河童に見えるからではなく、ポルトガル語のcapaだそうで。
 
左俣コースを行きます。岩がゴロゴロした道を暫くいくと木の梯子が出てきます。
梯子が連続します。20個くらいは登ったかな。
 
ゴツゴツ、ゴロゴロの岩場が続きます。歩き難いー。この道下りたくないー
 
あっ!?キタダケソウ? いや、これはハクサンイチゲですね。よく似てるんだこの二人。
 
八本歯のコルはガスってるし、雨風が強くなってきたので見えにくいけど、花が結構咲いています。
 
吊尾根分岐点に着き、稜線に出たとたん、猛烈な風に吹かれてひるみました。
一旦、稜線から下りて再度挑むと今度は息が出来ない強風に見舞われた。
山頂まで20分だが、撤退を決めた時に上から一人下りてきたので聞くと
「山頂には結構人が行っている。山頂では風が穏やか」とのこと、山頂アタックを決意。
 
キタダケソウかも。あとで知ったけどこの辺りがキタダケソウの限られた群生地らしい。(肩の小屋から頂上を超えて20-30分というから吊尾根分岐点の辺りだよね)
 
強風にも負けないユキンコさん
 
10:50頃山頂到着。たしかに風は不思議なくらい穏やか。でも眺望ゼロ。
標準タイムより1時間早いペースなので、山頂でちょっとゆっくりしました。
 

山頂のお地蔵さん
 
さあ、あまりゆっくりしていられません。下山しなきゃ。山頂から右回りに下ります。山頂から降りた瞬間からまた強風に見舞われました。アラレも降って顔にぶち当たります。肩の小屋に着き、中を覗くといい匂いがして、お姉さんが愛想よく迎えてくれたけど、気持ちに余裕がないからトイレ休憩だけにして山を下ります。
 
小屋の先はお花畑のように色々な花が咲いていました。
 
オヤマノエンドウ
 
ミヤマシオガマ

タカネツメクサ

ミヤマキンバイのお花畑もきれいでしたよん。

 ミヤマキンバイ(アップで)

イワカガミ

ナナカマド
 
小太郎尾根分岐。風がおさまったのはこのあたり。

ミヤマキンポウゲかキタダケキンポウゲ
 

白根御池が見えてきた

やっとすこし晴れた。鳳凰三山の山頂が見える。でももう遅いよ。
 
白根御池に到着
 

白根御池小屋

鳳凰三山
 
雨上がりの草すべりは葉の緑色が映えてちょっと幻想的な世界。とてもきれいでした。

15:15広河原に戻ってきました。15:10のバスが出たばかりだが、9人集まったので15:30に乗合タクシーが出発してくれた。お疲れさまでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



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