しかし、事前情報のように現地の氷瀑の状況はイマイチでした。
看板ルートのゼットはダメ。結局登れたのは、一角獣とジョーズでした。
何度見ても素晴らしい雪の上高地。
快晴無風ではこのようにさかさ穂高が見えます。
一角獣最終ピッチのペンシル状のカッコイイ氷瀑。
今年は細くて垂直な感じでした。
<初日>
釜トンネル入り口にて。
作業トラックがスリップしてましたが、こちらは黙々と釜トンネルに突入。
大正池の写真スポットも寒気の影響で視界不良でした。
その後、中千丈沢を遡行。
大分雪が深くなってきました。
やがてゼット前を通過。
何と串刺しゼットの串刺し部分が無い!
これでは登れません。
噂には聞いていましたが、これほど悪いとは。
残念!
しかし何か例年と雰囲気が違い、結構右往左往しました。
結局、下の写真の右の氷が一角獣の1P目。
左の氷がジョーズ取り付きに至るジョーズアップであることが判明。
ジョーズアップは例年ではノーロープでも登れるところですが、今年はべったりと氷が付いており、難易度が上がっていました。
初日はジョーズに先行パーティーが居たので一角獣を登りました。
一角獣の1P目。
新人のサワダさんの登攀
2P目はロープをつけたまま雪の中の登り。
3P目はペンシル状の氷。
トップロープをセットしてサワダさんとザキヤマさんに登って頂きました。
サワダさんは余裕の登りでした。
ザキヤマさんも頑張りました。
<二日目>
ジョーズエリアに行くためにジョーズアップを登ります。
今年のジョーズアップの下部は氷がべったりと張り付いており、難易度が上がっていました。
ジョーズエリアに到着。
ジョーズ右を登る他パーティー。
こちらはジョーズ左を登りました。
サワダさんは最難関のカンテルートを楽々完登。
ザキヤマさんはジョーズの牙の横のシャンデリアに挑戦。
大分疲れたので、早めに切り上げて田代池方面を散策しました。
こちらは六百山。
いつか積雪期に登りたい山です。
こちらは霞沢方面。
田代池です。
<三日目>
昨日夕方に雪原の散策を前倒ししましたので、午前中に早々と帰りました。
しかし、午前中は快晴無風でしたので、大正池の写真スポットでは素晴らしい逆さ穂高を見ることが出来ました。
機会が有れば、また来年行きたいです。
以上です。
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