7月の教育山行は「沢登り」です。
今回は教育山行なので、何かテーマが欲しいねえとの講師のS代表の言葉に、連絡担当の新人のわたくしは「お、泳ぎ沢がいいです…」と、さして泳げないのに言ってしまいました。泳げないと行かれない素晴らしい沢もあるから、とにかくやってみなくては汗
7月の机上講習では沢の装備と読図について丁寧な説明があり、入会されたTさんも装備をしっかり整えて初めての沢登りに参加です。
入渓地点手前の駐車スペースで装備の確認。今回は8人と人数多めです。
海沢(うなざわ)は苔の美しい奥多摩の大岳山の沢です。
最初の釜。トップは泳ぎもツヨいIさん。
スイスイと泳いでいきます。実際後をついていくと、滝の流れ込んできているあたりは登りづらく、難しい。トップは怖いなあ(汗)
泳ぎのロープ確保はとにかく何かあったらすぐ引けるように、普通に「手でもつ」ので良いそうです。
ヘアピンゴルジュのあたり?泳ぎます。
へつりの練習。結構難しくて結局飛び込んで泳ぎました。
泳いでとりつきます。
落ち口でビレイしてみんなを引きあげます。
ビレイポイントは奥の木でした。
フリーで行ったけどちょっと難しかった。
結局滝に飛び込んで直登。
唯一読図っぽい井戸沢出合の滝
キャニオニングのツアーが滝を下降してくる横を登っていきます。
キャニオニングツアーが終わったところで飛び込み(確保あり)
最終地点のねじれの滝 スライダーを楽しみました
沢登りは総合格闘技だとおっしゃっていた方がいましたが、歩き、泳ぎ、登攀、ルートファインディングと確実な安全確保など本当にいろんな要素がつまった山行スタイルです。
いろんな引き出しをあけながら目の前のものに対処しつつ登っていくわけですが、
みんなで行動するといろんな人の個性や得意な技術、苦手なところや性格もわかって、補完しあいながら遡行していくのもとてもおもしろいなと思いました。
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