2019/08/05

2019.8.4 八ケ岳大同心雲稜ルートのドライツール登攀

甲斐駒のAフランケの赤蜘蛛が天気不安定で流れて、そのため比較的天気が良い日曜日のみにターゲットを絞った結果、八ヶ岳大同心雲稜ルートの登攀にしました。どうせならばという事で、冬季登攀の参考になる(?)ドライツールを主体にして完登を目指しました。

大同心西壁

ドライツールの三点セット(アイゼン、アックス、手袋)


大同心が近づくにつれて緊張が高まります。

先行パーティーがすでに取り付いています。

自分で企画しておきながら、ドラツーで本当に登るの?てな雰囲気の中で登攀開始。

1P目終了点まじかのセカンド。

2P目の登攀開始。
このピッチは1P目より傾斜が落ちますが、ホールドが悪いので緊張します。

2P目終了点まじかのセカンド。
去年春先に登った時はここまで3Pで来て、時間切れでここから懸垂下降しましたが、今回は2Pで来て時間的に相当余裕が有るので、当然登攀継続しました。

3P目の終了点。
特徴あるピナクルが印象的です。

赤岳、阿弥陀が美しい。



4P目はバランスの悪い壁を登りドーム基部を右にトラバースしてドームの肩まで。

ドームの肩に向けてトラバース。

ドームの肩からは稜線を行く登山者の姿が見えました。

最終ピッチのドームの登攀
急に霧が出てきましたので急いで登ります。

最終ピッチの終了点まじかのセカンド

雲稜ルートを一応ドラツー主体で完登しました。
その後、肩まで懸垂下降し、大同心ルンゼ、大同心稜を下降し下山しました。

夏ですねー!
エーデルバイスやイワギキョウが咲いていました。


夏の八ヶ岳の登攀も相当楽しいです。
しかも冬の登攀の参考になりそうな気がします。
以上です。



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