2019/08/29

2019.8.24-26 甲斐駒ヶ岳のAフランケ 赤蜘蛛の登攀

2名で標記登攀に行ってきました。

7P目の垂壁とスーパークラック




<24日> 
竹宇神社~黒戸尾根~八丈の岩小屋


刃渡り

五丈からみた篠沢七丈瀑
冬は大氷瀑ですが、大同心大滝と同じく水量は大変少ないです。

こちらは黄蓮谷の対岸の坊主山の岩壁

八丈に到着


<25日>
八丈岩小屋~赤石沢~Aフランケ取り付き~7P目途中まで~同ルート下降
~赤石沢~八丈岩小屋~七丈小屋(泊)

赤石沢の下降では先週偵察に来たにかからわず、結構道迷いしました。
暗闇での複雑なルートのアプローチは難しいです。

アプローチの崩壊部
大岩が一本の木に引っかかって止まっているだけです。
いつかは再度崩壊しそうですが、その下を更に下降します。

途中に見えるフエース

Aフランケの赤蜘蛛の取り付きに到着

赤蜘蛛1P目の登攀開始

同セカンド

3P目の登攀

同セカンド

5P目 V字ハングから大テラスまで

大テラスに到着直前のセカンド

大テラス直前は相当のランナウトでした。


大テラスは確かにビバークできそうでした

6P目の入り口はちょっと分かり辛い
6P目の写真は無し。

7P目のスーパークラックが有る大岩壁の登攀開始
スーパークラック上部では、カムにアブミをひっかけての不安定な登攀になります。


ところが、7P目の下部のボルトラダーを登り、スーパークラックに入ったところで、
情けないことにヌンチャクが不足しそうなことが判明し、やむなく登攀を中断。
この時点で12時半で残り4P。
時間的には充分に余裕が有りましたが、今回はここで終了としました。

その後、同ルートを懸垂下降し、赤石沢を登り返し、八丈経由で七丈小屋泊。
この日の行動時間は15時間。

<26日>
七丈小屋~黒戸尾根~竹宇神社

今回は他パーティーも居なくて、天気も絶好のコンディションの中での途中敗退となりましたが、残りは4Pだけなので次は絶対に完登したいと思います。
また今回の敗退の原因となったヌンチャク不足については、単に間引きすれば良い状況では無かったのですが、もう少し冷静に考えれば現地で解決できたかも。

以上です。

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