2016/08/21

2016.8.18-20 前穂屏風岩の雲稜ルート

マンさん、ユキミさん、ナカで標記のクライミングに行ってきました。現地の天気が不安定で時間の関係でほんの触りだけの登攀でした。

1ルンゼから見た屏風岩のT4尾根と東壁

<8月18日>
上高地にて

横尾から見た屏風岩

横尾ではイチローさんに出会いました。とても黒部から縦走して来たとは信じられないくらいのさっぱり感でした。

1ルンゼの対岸から渡渉します。そんなに深くなくてよかったです。

偵察のため1ルンゼを登る。

T4尾根の取り付きにて

偵察からテントに戻る途中に雨が降り出し、やがて豪雨になり、カッパを着ても全身ずぶ濡れで嫌になりました。夕方には雨があがりましたが、モチベは下がりっぱなし。

<8月19日>
前日の夜中にも雨が降り、当日はあきらめモードでしたが、出発を遅くして岩が乾くのを待って7時頃にテントを出発。岩が乾いていれば、行けるところまで行こうとの方針でした。以前登った際には早朝の3時位に出発したので、今回は絶望的な出発時間でした。
下の写真はT4尾根の1P目。岩は出発を待った甲斐があってほとんど乾いていました。




T4に到着し、雲稜ルートの1P目を見る。

雲稜ルートの1P目の登攀開始。

1P目核心部をフリーで抜ける。


同1P目。

12時頃になって雲行きが怪しくなり昨日並みの豪雨が予想されましたので、残念ながら雲稜ルート1P目の終了点で登攀を中止し、下山としました。T4尾根の基部に到着したのは14時頃。T4尾根基部では、これからT4でフル装備でテン泊するというパーティーに出会い、そのガッツに驚きました。その後我々は、テントをそそくさと撤収して横尾に下山し、大宴会をしました。

<8月20日>
上高地に向けて下山途中に北穂チームと涸沢チームに出会いました。

その後上高地で、若干の時間が有ったので、六百山への取り付きの偵察とヤブ漕ぎを少しだけやってみしました。下の写真は、ヤブに入ってしばらくして出てくる大堰堤。

ユキミさんがさらに奥に関心が有るみたいで、ヤブの様子見をしてます。

以上、天候が不安定な3日間でしたが、次は雲稜ルートを完登したいです。

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