2016/08/06

2016.8.2 エギューディ・ミディ南壁のレビュファルートの登攀

2週目に入って天気が不安定になってきたので、時間がかかる当初の目標のCharmoz, Greponの登攀は中止し、近場のミディー南壁のレビュファールートを登りました。このルートはフィンガーからハンドクラックの部分が多く、標高差は200m程度で、途中10bのグレードだそうです。写真は、初日の27日に撮影したミディ南壁。この登攀は帰国を前にした最後の登攀でした。かのガストン・レビュファがたどったクラックを同じようにたどることがことが出来、感無量でした。




下部のハング下から登りだします。

巨大スラブを登ります。
日本の岩場と違って、巨大な一枚岩です。
この写真は、ガストンレビュファ―の「星と嵐」に出てくる写真とまったく同じ位置でした。

ブランシュの雪原から相当の高度差がありますので、超しびれます。
ここは、ハンドからフィンガークラック。

上から見た後続パーティ

ミディ南壁のピークから見た、ミディ展望台。
そこ向けて懸垂下降していきます。

ゴールの展望台でガイドのボマさんと。展望台に達したころには、ガスで視界不良になりました。
ボマさんはこれを予測して、二人で早く登ることを心がけました。アルパインはスピード第一と改めて実感しました。

初めての海外での登攀でしたが、天気の影響で必ずしも思った通りに行かなかったですが、最後にレビュファルートを登れてよかったです。

<ナカ>

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