新雪トレーニングということで、八ヶ岳に行って参りました。
赤岳、登頂。
メンバーは六名。
風は強かったですが、天気はもってくれました。
12月10日
新雪トレで八ヶ岳に行きました。
八ヶ岳は何度もいってますが、トレーニングとしては初めて。
今回、一応講師を仰せつかりましたが、先輩方にすべて頼る結果となりました。
9時過ぎ、車で美濃戸まで上がりました。
美濃戸山荘前でパチリ。
さぁ、行きます。
右から、晩御飯食当、朝御飯食当、アドバイザー、トレーナー。
撮影してるのが、SLです。
CLは、後ほど合流。
北沢を登って行きます。
天気が良くなってきました。
霧氷が美しいです。
これは、峰の松目。だっけ。(11:00)
正面に真っ白い峰が見えてきました。
赤岳鉱泉到着です。(11:36)
大同心とアイスキャンデー。
登ってるのを見ると、アイスをやりたくなります。
大同心とかのゴジラの皮膚みたいな岩肌を見ると、クライミングもやりたくなります。
美しいですよね。
もう、どうしたらいいんだろう。
大同心さま。
こちらは、小同心。
クラックがはっきり見えます。
はっきりと誘われているように感じます。
中山乗越にて(12:39)
「うーん、ほら、小同心クラックが呼んでるよ!」
「呼んでないですってば!!」
「わたしには聞こえるんだ、あのクラックの呼び声が」
「聞こえないですってば!!」
という先輩方のやり取り。
目的地が替わるかと思いました。
でっかい写真ばかりですみません。
中山乗越を下りると、すぐ赤岳が出迎えてくれました。
山頂付近の舞い上がる雲なのか雪なのかは、まさに山の息吹でした。
明日はあそこに登れるん。
今シーズン初めての雪山に、心がブルブルします。
もちろん武者震い。
幕営。
テントは会装備、エスパースT10。
そして、雪山トレーニングの開始です。
メニューは、
・「ラッセル」
・「滑落停止」
・「ビーコン操作」
(以下、ナカ先輩の写真を使わせていただきます)
雪の深さが足りないかもしれませんが、
ラッセルの練習をしました。
これは、滑落停止訓練。
先輩のダイナミックなお手本
止まりました。
ビーコン訓練の写真は、残っていませんでした。
(翌日に続きます)
二日目朝は、山は煙ってました。
5時半起床。
アイゼンやらハーネスやらを付け。
6:50出発。
途中、先輩がいろいろ指導。
文三郎尾根の登り。
雪はまだ少なく、階段が所々むき出しになっています。
この胸を突くような傾斜をグングン登る感じが好きです。
中岳と阿弥陀岳。
風は強いです。
空は晴天になりだしたけれど、強い風が身体を吹き付けます。
赤岳は上のほうは、見えたり見えなかったり。
左に振り返ると、横岳。
少し首を戻すと、赤岳主稜を登るパーティが見えました。
あそこまでのトラバースが、一番危険なんだそうです。
コルに出ると、そこで立ち止まっていられないほど風が強く、
そのまま足を速めて赤岳の岩稜地帯へ向かいました。
岩陰に入れば少しは風を遮られるからです。
ファインダーを覗かずにとった一枚。
権現岳が見えてきました。
岩陰に隠れたところ。(8:37)
ここで一息つきます。
ナカ先輩と、新人のオユさんがアンザイレンをしたのは
このあたりからでしょうか。
登攀開始、という感じです。
写真を撮る余裕はありません。
上からテルモスが落ちてきたりしましたが、順調に登りました。
頂上直下も雪が少なく、階段が出ており、危なげなく登頂。
9:10 赤岳登頂。
記録がかりも、入って、パチリ。
地蔵尾根から、下山。
10:50。
登り2時間20分、 下り1時間40分。
ちょうど四時間でした。
皆さんお疲れ様でした。
先輩方、ありがとうございました。
今年の冬山も、無事故でいきたいですね。
安全第一で、どんどん行きましょう!!
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