沢は楽しい。でも、油断は禁物なのです。
前夜泊は、ならまたダムにて。
入渓点まで2時間強の林道歩き。
炎天下ではなかったおかげで、おしゃべりしながら、
あっという間に到着。
橋の上で沢支度をして、入渓です。
きれいなモスグリーンな色。
楢俣川流域は、こんな感じが多いなあ。
ヘイズル沢の名前は、沢を「へつる」からきてるとか。
入渓すぐのへつりは、ちょっと緊張します。
お日様も出て、ナメがキラキラ♪
笑顔になるね~
変形10m滝は右のバンド状から登る。
圧巻の3段12m 大ナメ。
続いて、3段15m 大ナメ
ミニ箱淵
このナメは滑りやすい。
なんとか乾いているところを繋いで登る。
マインさん、登り易そうな左岸に移ろうとするけれど、、、
ああ、ふりだしに戻ってしまったあああ
10m滝。
これはさすがに直登は無理。巻道を探します。
左岸から巻くことに。
しっかりした巻き道だった。
やがて、二俣に到着。
左俣。今日の幕場はこちらへ。
夕方、雷雨到来で、残念ながらタープで夕飯。
でも、日が暮れる頃、雨もやみ、ようやく焚き火タイム。
20時。また雨が。ちょうどいいし、もう就寝とする。
しかし、よく降るなあ、、、雷鳴ってるなあ、、、と思いつつ、、zzz
22時。「ちょっとやばいよ!」というイノッチの声で目を覚ます。
さっきまで焚き火をしていた場所は、完全に水没。
「とりあえず、沢装備に着替えて、荷物をまとめよう。」とマインさん。
やがて、目の前の沢の様子も尋常じゃなくなり。
「後ろに逃げるぞ!まず自分が避難することを考えろ。」
しかし、思わず、タープの外に放置していた、夕飯の残りの鍋もかかえて、
荷物を背負って、後ろの高台へ。
そのまま、じっと、ひたすら様子を伺いながら待つ、、、
タープのすぐ近くを、白く轟々と流れる沢。
いつしか雨は止み、月も姿を現すのだが、
沢は狂ったように流れている、、、
0時過ぎ。沢の様子が落ち着いたとみて、ようやくタープに戻った。
次の日の朝。
沢はだいぶ落ち着きを取り戻していた。
昨晩は、この岩肌いっぱいに水が流れていたのだ。
きれいなモスグリーンはすっかり茶色に、、、
二俣に戻り、アリキノ沢へ。
今日はもう、エスケープルートで下山します。
アリキノ沢にはいってすぐ、左岸の支沢にはいる。
狭くうっとおしい支沢から、幻の林道を探す。
やったぜ、林道みっけ!
途中、崩壊している場所もあったけど、
なんとか廃道となった林道跡をたどり、下山しましたー。
1日目: 6:30 林道出発 - 8:30 入渓点 - 12:00 1180m 二俣 - 12:15 幕場
2日目: 6:30出発 - 7:20 アリキノ沢支沢 - 8:00 林道 - 13:00 ゲート
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