2018/10/25

2018.10.21 谷川岳東尾根



積雪期は行列ができるほど人気の谷川岳東尾根。
紅葉で大賑わいの西黒尾根を横目に、静かな尾根で、、、ちょっと苦戦。
 


明るくなるころにマチガ沢出合に到着

 厳剛尾根を登っていく。

朝日が差し始め、山肌の紅葉が鮮やかになってきた。

第一見晴からマチガ沢に降りる。

踏み跡はばっちりあるので問題なし。

マチガ沢でギアを装着し、沢遡行開始。
大滝は右から難しくなく登れる。

ぐんぐん沢を登る。 

マチガ沢。

あれ、沢を下ってる、、、!?
シンセン沢出合を通り過ぎてしまったことに気づき、戻る。
これで1時間のロス。
 
これがシンセン沢の出合。
マチガ沢に比べて細い沢でわかりにくいが、大滝を過ぎて4段滝の手前あたり。
その4段滝もあまり明瞭ではない。
 
入ってみると、沢地形がしっかりしている。

シンセン沢は途中で右俣にはいるのがよいとされている。
しかし、この二俣もわかりにくい!
東尾根に何度か来ているという先行パーティーに教えてもらって、
ここで右にはいるが、ヤブが覆いかぶさり、泥壁が立ちふさがり、
「本当に?ここ?」を連発しながら進む。

それでも、しばらくすれば、沢地形が明確になり、
ちょっと笹がうるさい右俣を進んでいく。
 
そして、突然、開けた。
見えているのが、右俣を教えてくれた二人組。
 
沢地形がまっすぐコルに向かっている。
これなら、こわいトラバースもなさそうだ。
 
 しかし、この沢がなかなか手強い。
草付きで滑って、肝を冷やす。
振り返ると、なかなかの斜度、、、安全を期してロープを出した。
それでも、支点をとるところを探すのに苦慮。
時間がかかる。

最後はガサガサと笹をかきわけてコルへ。

コルは意外とせまかった。
さて、ここから東尾根スタート。
 
東尾根には、ちゃんと踏み跡がある。
 
振り返ると、白毛門がでーん。
山肌も秋色。
 
ほどなくして、第2岩峰。
少し手前にリングボルトあり。
そこで支点を作って、ロープを出す。
いろいろルートは選べそうだが、ここは左側凹角から。

第2岩峰を過ぎて最初の岩峰は右からまわりこむ。
 
2番目の岩峰は左から、少し大きめに巻く。
あまり大きく巻きすぎると、稜線にあがるのに悪い草付になる。
 
3番目の岩峰。ハーケンも見えたので、ロープを出す。
 
 しかし、ハーケンに導かれていくと、
ドキドキのトラバースだった。
右に回り込むのが正解だったのか?
 

観倉台に向かって登る。

絶景かな。
 

観倉台から、名前の通り、一ノ倉沢を見おろす。
驚くほど急峻。
よくまあ、みなさん、こんな岩壁を登るものよ。
 
さらに山頂に向けて、どう登っていくのよ、って感じだったが、
第1岩峰は右から容易に巻くことができた。
あとはもう、薄い踏み跡をたどりながら。
 
最後は笹をかきわけて、登山道へ出た!

 谷川岳山頂オキの耳。
もう、一般登山客の姿はほとんどなかった。

山頂から、登ってきた東尾根を見下ろす。
 
 ロープウェイの終了時間まで、あと1時間15分。
すっかり夕方の様相の天狗尾根を急ぎ降りた。
 
5:00 駐車場発 - 5:30 マチガ沢出合 - 6:30 第1見晴 - 7:00 マチガ沢発 - (行き過ぎて連爆帯まで行ってしまう)- 8:50 シンセン沢出合 - 9:05 二俣 - 11:45 シンセンのコル - 12:10 第2岩峰 - 14:30 観倉台 - 15:15 登山道(オキの耳) - 17:00 天狗尾根ロープウェイ(最終!)
 

 

1 件のコメント:

  1. 大変お疲れ様でしたあ!天気が良くて良かったですね。

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