某沢本では、遡行価値のない沢、なんて不名誉なこと言われてますが、
初級者、シーズン最初の沢、にはちょうどよい沢です。
(アクセス)林道にはいるところにゲートあり。緊急車両用に施錠はされていないので、自分で開けて車を進める。道幅は狭いけど、それほど悪路ではない、と思う。
林道の終点に駐車スペースあり。
堰堤を3つほど超えると、ようやく沢スタートという感じ。
堰堤までは、左岸の微妙な斜面を歩いていったけど、実は右岸に立派な道があったことを下山時に知る。
楽しい、登れる連瀑帯。
6m斜滝。遡行図では、手前の2mは右壁から、次の斜滝は右を小さく巻く、とあるが、
小さく巻くには微妙な感じ。
最初、巻こうとして高くあがりすぎてしまったので、懸垂で川床に戻り、再度、作戦会議。
結局、頑張って小さく巻くことにしたものの、不安だったのでロープを出すことに。
不安なときは、無理せずロープを出すに限ります。
ちょっとしたシャワーも楽しめる。
でも水は冷たく、長く水流に手をつっこんでいると手が凍りそう。
わさび田の跡。昔の人たちは、こんな沢の奥でわさびを栽培していたのには驚き。
突如として、その楽園は終わる。
一見、水量の多い右沢に行きたくなるが、本流は左の涸沢。何度もコンパスで確認し、ああ~とため息。。。
あとはゴーロ。ここから約200mアップで登山道へ。
下山は、峰谷への下山路の1300m付近から、沢に伸びる尾根を下ることに。
登山道から外れてすぐに、モノレールの軌道が現れるので、あとはそれについていくだけ。尾根は時折、傾斜が強いけど、迷う心配もなく安心。
最後は、駐車スペース近くまで戻れた。
駐車スペースの近くには、現役のわさび田。
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