2017年の登り納めに、石尊稜の登攀へ行ってきました。 赤岳鉱泉で確認した気温は-15℃ 八ヶ岳ではあたり前かなと思い登攀を開始しましたが、なかなか気象条件は回復せず 冷たい風に吹かれながらの登攀となり、なかなか刺激の強い登り納めとなりました。 前回は数年前の3月で、今回2回目の挑戦でしたが、 雪の付き方、気象条件ひとつで 状況は変わってくるのだということを実感できました。 |
北沢の林道はアイスバーン
本日のアイスキャンデーはこのような具合
赤岳鉱泉の先の橋の脇の沢筋へ入る。
トレースの跡があったが、三叉峰ルンゼへの分岐まで
石尊稜へはまさかのラッセル
下部岩壁取り付きまで
膝~腰くらいのラッセル、ラッセル
思いの他 時間がかかってしまった
下部岩壁がうっすらと浮かびあがる
尾根へあがり 下部岩壁へ向かう
1P目:下部岩壁
以前来た時より雪が少なく、アックスが刺さりにくい
リードする方も、ビレイヤーも寒い・・・
途中このような状況
草付き帯をいくつか進み 小ピーク越えていく
雪稜はやはり少々のラッセルあり・・・
阿弥陀岳方面
お天気がパッとせず寒かったですが
時々顔を見せるお天道様の気まぐれが心を和ませてくれました
ここも草付き
ようやく雪稜帯に出ました。
右側が上部岩壁
雪稜は雪庇に注意しながら
ラッセルしながら前進
ふもとは晴れているのですね
上部岩壁の写真を撮り忘れましたが・・・
最後のガリーを抜けたところ
無事に石尊峰へ!!
八ヶ岳東面側の稜線では若干風がしのげました。
富士山もまた黒い気がしますね。
目指すは地蔵ノ頭
一般登山道もトレースなし・・・
地蔵ノ頭
阿弥陀岳を照らす太陽
地蔵尾根を下山中の美しい光景
2017年も八ヶ岳では大変お世話になりました。
来年もよろしくお願い致します。
12月28日
美濃戸口→美濃戸→北沢林道→赤岳鉱泉→石尊稜・下部岩壁→上部岩壁→石尊峰→地蔵ノ頭→地蔵尾根→行者小屋→南沢林道→美濃戸口
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