黄蓮谷の本谷の坊主の滝の登攀
黒戸尾根の苦しい登りが続きます。
七丈小屋直下の登り。
七丈小屋に到着。
小屋の管理者が新しくなり、大変アットホームになりました。
二日目に黄蓮谷の左俣に挑戦するために六丈ルンゼを下降。
約一時間半のしんどい下降でした。
前日七丈小屋のご主人の花谷ガイドから聞いた黄蓮谷本谷との合流地点へのアクセスが暗闇で分からず、黄蓮谷の本谷に到達したことを気づかずに本谷を大分下降してしまい時間ロスしてしまいました。(涙)
下の写真はその後本谷を登り返してやっと見つけた坊主の滝。
巨大な滝でした。
先行パーティが登攀中でした。
道迷いで想定より2時間程度遅れてしまいましたが、取りあえず坊主の滝を登ってみることに。巨大な氷瀑です。
セカンドのユキミさん。
マンさんの登り。
15m滝の前です。
15m滝の巨大さが分かります。
15m滝の登攀。
二俣に到達。
左俣
右俣
この時点で左俣の登攀を継続するか判断に迷いましたが、風邪で体調が悪い人、膝に不安を抱えた自分の体調を考慮し、苦渋の判断の結果本谷を下降し、六丈ルンゼの登り返しをすることにしました。下の写真は、六丈ルンゼの登り返しの前に坊主の滝の上からトラバースした六丈ルンゼ出合いの氷瀑。中途半端な傾斜で大変しんどいトラバースでした。
中途半端な傾斜ですが、本谷の川床から数十メートルの高所の氷上でのトラバースなので、精神的なプレッシャーが有ります。
その後、六丈ルンゼの登り返しに2時間半。
ああ疲れた。
夕食で小屋の主人の花谷ガイドに慰めて頂きました。
二俣から上流にさらに突っ込んだ方が、体力的に楽だったかもと反省しています。
来年こそは?
ウイスキーボトルをキープして頂きました。
大変明るく、楽しい小屋に変わりました。
皆さんも行って、雰囲気を楽しんでみては如何でしょうか?
小屋の主人と夢を語り合い、元気が出ること請け合いです。
<ナカ>
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