2017/10/31

2017年10月24日 紅葉の中央アルプス「小八郎岳・烏帽子岳・池ノ平山」

初夏に中央アルプス南部の藪山から見えた長大な支尾根
今回、平日登山に参戦して頂き、
女子2人で登山者皆無のそれは静かな尾根を歩いてきました。

かつては長野県松川町側から烏帽子岳を経て、越百山へ抜けるルートがありましたが
歩かれなった結果、現在では念丈岳から上部は藪漕ぎルートとなっています。
しかし、2017年より民間団体が登山道再整備を開始しており、
整備されれば、中央アルプス縦走時のエスケープルートとしても、
縦走ルートの選択肢が広がり 今後も楽しめそうな予感がします。

ただ、藪漕ぎルートが一つ減ってしまうのは少し寂しい気もしますが・・・
 


中央道松川ICを下りて、数十分。鳩待峠では
なく、鳩打峠からのアプローチ。
とてもアクセスが良いのですが、
この日は登山道整備の方のダンプカーとすれ違い
大変でした。

親切な標識
念丈岳より上部が藪山だとは思えないほど
良く整備されています。

紅葉に彩られた森の中を進む

まずは、小八郎岳へ
帰りは巻道を使う


小八郎岳から南アルプスの眺望
市街地も見え、里に近いことが分かる
夜景を見に来たらすばらしいかも!

3等三角点

片桐小八郎氏の石碑

何ていうキノコですか?


見渡す限りの紅葉

セキナギ・・・崩壊地


崩壊地
紅葉に染まった山肌

目指す烏帽子岳が見えてきました。

いよいよ?烏帽子岩の登場!?

岩を見るとついついワクワクしてしまうのは気のせい?


アドレナリンが放出されます

岩場を登ったら山頂かと思ったら、ここは「烏帽子岩」
山頂はもう少し先にありました。

烏帽子岳山頂
遠景は越百山や南駒ヶ岳

手前が目指す池ノ平山と遠景は藪に覆われた中央アルプス南部主脈

さて、手前の平坦な池ノ平山を目指します!


高山植物 どなたか詳しい方いらっしゃいますか?

笹原の登山道を下って、登って
途中、途中にこのような新しい倒木が!
前日通過していった、台風21号の爪痕でしょうか…
池ノ平山の山頂はとても広かった
手作りの道標がまた素敵です
帰路も紅葉の森の中を
再び、セキナギ上部からの眺望
登頂記念写真もお忘れなく
なぜかというと・・・
松川町の指定の場所に登頂写真を提示すると、もれなくこれがもらえます。
地域振興貢献のために、簡単なアンケートに答え、こちらを頂いてきました。



 

ありがたいことに松川町の役員の方にりんごの試食をいただきました。
いただいたりんごがとてもおいしくて、お土産に買って帰ろうとしましたが
新種でまだ市場に出回っていない品種のようです。
数年後にはきっとまたあの味に出会えるでしょうか。
松川町の皆様、登山口で登山道整備をされている方々の温かさに
2人して惚れ惚れして帰路につきました。
ありがとうございました。


鳩打峠→小八郎岳(1475m)→セキナギ→烏帽子岳(2194.5m)
→池ノ平山(2327m)→烏帽子岳→セキナギ→巻道→鳩打峠

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